アフタヌーンティー
ちょっとした贅沢と言ったら、私にとってはコレです。
アフタヌーンティーセット。
ホテルのラウンジやちょっとお高い喫茶店でしか味わえませんが、
そこがまた「ご褒美感」があって良いのですよ。
アフタヌーンティーセットは意外と色んなところで食べられますけど、
個人的にザ・ベスト・オブ・アフタヌーンティーだと思っているところは、
ホテル椿山荘東京のロビーラウンジ『ル・ジャルダン』。
ここは紅茶の種類も豊富なので、紅茶党の私としては至福の場なのです。
アフタヌーンティーセットの構造には一応決まりがあって、
下段:フィンガーフード
中段:スコーン
上段:デザート
ということになっています。
まぁ、今の世の中に絶対ってものはありませんから、
こんなルールは全然無視した斬新なものもたくさんあります。
でも一応ね、これが英国式アフタヌーンティーセットの様式美ってやつ。
せっかくだから少し解説的なことしてみましょうか。
英国式マナーに則って、食べる順番で参ります。
まずは下段。フィンガーフード。
その名の通り指でつまめる料理ですが、具体的に何なのかっていうと、
そうですね、サンドイッチが一番ポピュラーです。
あと最近ではキッシュやパイも見ますかね。
英国式っていうのにこだわるなら、キュウリのサンドイッチが定番だそうな。
次に中段。スコーンですね。
形状はアメリカのビスケット(ホットビスケット)に似てますけど、
食感は全然違います。
こっちのスコーンは割とボソボソしてて、
これだけで食べると確実に口の中の水分持っていかれます。
だから必ずクロテッドクリームやジャムが添えられているのです。
クロテッドクリームってすごく美味しいんですが、
カロリーのことは考えちゃいけないと思います。絶対に。
ラストが上段。
ここには季節に合ったスイーツが数種類あるのが普通です。
ちなみに今日(2018年6月27日)時点でのル・ジャルダンでは、
蛍アフタヌーンティーというものが提供されているようです。
7月になるとピーチ、8月はマンゴー。
あー、行きたいなー!
でもね、好きだからと言って、そう頻繁に食べてるワケではありません。
年に一回行くか行かないか。
好きだからこそ、本当に特別な時しか食べないと決めているのです。
贅沢ってのは、たまにするから良いのであって、頻繁にやってると飽きてしまうものですから。